2010年5月2日日曜日

ジェームス・マクミランのヴァイオリン協奏曲初演

Photos: VR by Olaf Heine, JM by Gautier Deblonde

ジェームス・マクミランの初めてのヴァイオリン協奏曲はヴァディム・レーピンのために書かれましたが、レーピン自身と、ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団によって2010年5月12日にロンドンのバービカン・ホールで初演されます。この協奏曲はLSOとアムステルダムのザテルダーク・マティネー、フィラデルフィア管弦楽団、それにパリ室内管弦楽団が委嘱したものです。

マクミランの3楽章の協奏曲は、スコットランドの伝統音楽の影響を受けており、作曲者の言葉によれば、「フィドル・ミュージックはずっと私の中にあって、ヴァイオリン協奏曲を書くに当たってそれが浮かび上がって来ました。そのルーツは歌と踊りであり、これらの最も古い表現・物語の方法はこの新しい作品の本質であります。」

ジェームス・マクミランのヴァイオリン協奏曲世界初演 (LSOのサイトより)
2010年5月12日 午後7時30分
バービカン・ホール、ロンドン
ヴァディム・レーピン/ロンドン交響楽団/ヴァレリー・ゲルギエフ
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